先日レビューしたばかりのデヴィッド・ボウイ72年作の名盤。
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1曲目"Five Years"のドラマティックな歌い上げ方で幕を開けるアルバム全体が、表現力にあふれた歌メロで彩られており、それでいて各楽曲の完成度も高く、単なるグラムロック的な耽美性、いかがわしさだけに終始しない面白さがある。
アルバム全編を通して語られる、「スパイダースフロムマーズ」というバンドとジギーというロックスターの物語もアルバムの魅力に花を添えていて、音楽的なキャッチーさと、ストーリーの両方が人々の心を捉えたことが名盤たるゆえんだろう。
冒頭の動画で歌われている"Moonage Daydream"も名曲だが、なんと後にシュラプネルの速弾きバンド（ポール・ギルバートが在籍した）RACER Xがカヴァーしているのであった。
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