FBIを越えてゆけ / ホーガンズアレイ / FC
光線銃専用ファミコンソフトの最終作ホーガンズアレイである。
なんとファミコン用光線銃の専用ソフトは3本しか発売されなかった。今思うと残念なことである。
ホーガンズアレイは、ヴァージニア州クァンティコにある、FBIの訓練施設だ。ファミコン用ソフト「ホーガンズアレイ」もFBIの訓練よろしく、次々と出現するマンターゲットを撃つゲームである。ターゲットには、銃を持った犯人と、撃ってはいけない民間人や警官がある。ゲームモードに関わらず、それを瞬時に見分けて撃て……というのが、このゲームの唯一のルールなのだ。
実に単純で、光線銃向きのゲームではあったが、その分ストイックでいかにも訓練然としすぎていた。ひたすらターゲットを認識し続け、犯罪者だけを打ち続ける。そんなゲームをプレイしていると、ドラマや映画で見るFBIの大変さがよく理解できそうなゲームであった。
ちなみにゲームCを選ぶと少し違う遊び方ができる。飛んでくる缶をひたすら撃ち上げて、得点ポケットに放り込むゲームがプレイできるのだ。まあ、こちらも実にストイックである。