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BATMAN BEGINS / THE DARK KNIGHT

Blu-rayで買ったよ!

バットマンと言えばプリンス……の世代なわけだが(笑)

新作のバットマンはバカバカしいアメコミ調は(一部残っているものの)排除され、シリアスなドラマに仕上がっている。まあ、最近の流行と言えば流行だが。

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

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ゴッサムシティも普通の街として描かれている。ちなみにこれ全部CGだそうで。

バットマンもむちゃくちゃ弱い。特殊能力があるわけではないし、ハイテク機器を駆使して戦いはするものの基本部分は普通の人間。

主人公ブルース・ウェインの父親が残した会社で、閑職に追いやられながらも主人公に力を貸すフォックス。

何の会社だよwww

バットスーツを自作するブルース。アメリカ人ってこういうの好きだな。


で、バットスーツを着込んで悪人を懲らしめに出かけるバットマン

傍目には金持ちの道楽で正義の味方をやっているようにしか見えないが、その辺りも織り込み済みのストーリーになっている。

もちろんハリウッド映画らしいアクションもお約束で。

もともと正義と悪が紙一重みたいなダークヒーローのバットマンだが、主人公の過去のトラウマも絡ませることで歪んだ正義が見事に表現されている。
一筋縄ではいかない重厚なストーリーが魅力的だ。
続編「THE DARK KNIGHT」は同じ路線を踏襲しながら、物語はさらに重苦しく、シビアなテーマ性を帯びている。
ダークナイト [Blu-ray]

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今回は煮ても焼いても食えない犯罪者、ジョーカーが相手。このジョーカーの悪党っぷりが見事に描写されていて深刻な選択を迫られるバットマンの葛藤にリアリティを与える。

バットマンは相変わらずハイテク機器を駆使して戦っているのに、

バカバカしいほど大仰なアクションシーンもふんだんに用意されているというのに、

犬にもやられそうになるほどバットマンは弱いというのに(笑)

ジョーカー一人のおかげで、どうしようもなく深刻な物語になってしまう。物語全編を通して語られる二者択一の問いかけが、物語の登場人物に、そしてこの映画を見る人すべてに釈然としない疑問(=テーマ性)を与え続ける。

この映画に比べれば「BATMAN BEGINS」など遙かに脳天気で娯楽性に満ちた作品だと思えてしまうほどだ。

と言うわけで、次はゲームで!




前振りにしちゃ長いよなww