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Gears of War

こ、これは……噂以上のもの凄いゲームかもしれない。

ギアーズ オブ ウォー (通常版) 【CEROレーティング「Z」】

ギアーズ オブ ウォー (通常版) 【CEROレーティング「Z」】

炸裂する火花と飛び散る手足。接近戦でチェーンソーで敵を真っ二つにすればカメラのレンズに飛び散った血液を摸したように画面に飛散する赤い飛沫。一瞬の油断でそれらはいつでも自分の身にも降りかかる。ゲームオーバーの真っ赤な画面に転がる胴体だけのプレイヤーキャラ。徹底した描写に血湧き肉躍る。

なんと言っても、プレイヤーが照準を合わせることで衛星と通信して上空から攻撃を行う『ドーンハンマー』なる兵器のかっこよさ。強力な威力を持つ反面、衛星から攻撃するがために屋内では使えないという弱点もツボを突いた心憎い演出。設定の妙だ。

ちなみにプレイヤーキャラはこんなおっさん。他のキャラも似たようなものだ(笑)夏にこんなゲームをプレイするのは実に暑苦しい。いや、むさ苦しい。

以下若干のネタバレ。
とりあえずAct.1のラストまでプレイしたが、圧巻は石の柱を砕きながら物凄い勢いで突進してくるボスキャラ『ベルセルク
その頑強なボディを破壊できる武器は唯一、ドーンハンマーのみ。猪突猛進のベルセルクをなんとしても建物の外へおびき出さなければならない。
目が見えないために音を頼りにプレイヤーを追ってくるベルセルクをマシンガンの音でおびき寄せながら、しかもベルセルクの突進で建物を破壊させて退路を確保するギリギリの展開が熱い。もちろんプレイヤーが突進を真っ向から受ければ即死だ(笑)

何度となく突進で体をバラバラにされたり、自分は無事でも仲間を殺されたり、苦戦しながらもなんとか屋外へ出たときの感動。空がこんなに青いとは!(笑)いや、感動している場合ではない。なおも突進してくるベルセルクにドーンハンマーの照準を合わせる。通信音とともに衛星軌道上から降り注ぐドーンハンマーの光芒。

1面からこんな激しい盛り上がりでいいのだろうか。久々にかなり熱いゲームだ。
いきなり難しいレベルの『HARDCORE』で始めたのはまずかったかな……