2018-01-13 凶宅 (光文社文庫) 三津田 信三 Twitter Facebook Hatena Pocket 今年9冊目凶宅 (光文社文庫)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/03/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 日本人にとって山は信仰の対象である。その山を開発しようとして、その途中で打ち捨てられた分譲地。それだけで不気味さは満点だ。お膳立てされた部隊で積み重ねられる奇妙な出来事は空恐ろしく、最後まで息苦しいばかりの緊張感を漂わせている。そしてラストに読者をあっと言わせる仕掛け。素晴らしいホラーでした。