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3月の読書まとめ

読書

ダークソウル3の発売で読書のペース落ちてますが(笑)
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3241ページ
ナイス数:128ナイス

悪人悪人
読了日:3月31日 著者:吉田修一
昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン
読了日:3月31日 著者:木皿泉
超辛口先生の赤ペン俳句教室超辛口先生の赤ペン俳句教室感想
五・七・五は知っていても、それで何を表現すればいいのか。そんなわかるようでわかりにくい俳句のポイントを明快に解説してくれる。短く研ぎ澄まされた一句のなんと美しいことよ……なんて、自分もわかったような気にさせられた。
読了日:3月24日 著者:夏井いつき
カエルの楽園カエルの楽園感想
寓話と言うには例えがストレートでわかりやすく、その意味では子どもでも読める内容に仕上がっている。さて、卑近な政治問題を横に置いて、肝心のお話の内容に目を向ければ、ユーモラスで皮肉めいた登場人物(主にカエル)が上手に描かれていて、キレイな気持ちで読めば十分お伽話で面白い。控えめな挿絵も実はかわいいのです。
読了日:3月15日 著者:百田尚樹
火花火花感想
お笑いに対して、すごく理屈っぽく、クソ真面目な芸人。故に売れない。その悲哀を描きつつも、しかし、芸に対する真摯な態度と先輩芸人とのアホなやりとりのズレが楽しくもあり、読む前に持っていた先入観は一気に覆された。一見、漫才師の日常を淡々と書き綴ったようではあるが、芸人によって異なるお笑いに対する考え、こだわりが見え隠れする文章が強烈なオリジナリティを発揮している。
読了日:3月14日 著者:又吉直樹
つまをめとらばつまをめとらば感想
江戸の時代にあっても男たちの女性観は同じ。いい年をしてまだまだ人生に惑う武士たちの心のうつろいがとてもよく理解できるのです。いつの世も女性を畏れつつ生きる男性に共感してしまった。
読了日:3月14日 著者:青山文平
君の膵臓をたべたい君の膵臓をたべたい感想
人名や地名、主人公の周りのいろいろなディテールをあえてぼかすことで、くっきりと浮かび上がる登場人物の心の機微。わざとらしいぐらい大げさな言い回しと、くどいほど理屈っぽいやりとり。すべてはラストのために敷かれた演出。そして堰を切ったように流れだす本当の想い。それが当然悲しくありつつも、どこか爽やかさ漂う読後感の妙。
読了日:3月14日 著者:住野よる
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2感想
(大げさでなく)天地がひっくり返るような展開を見せる2巻。平行してきたふたつの物語が交差する予感を感じさせるとともに、エロティックなセックス描写も熱を帯びてきて、これぞ村上春樹。次巻への吸引力抜群。
読了日:3月11日 著者:村上春樹
「学び」から逃走する子どもたち (岩波ブックレット)「学び」から逃走する子どもたち (岩波ブックレット)感想
教育行政ほど思いつきと雰囲気で政策が決められているものは無い。今こそデータにもとづいた検証、エビデンスをもって為される政策が求められていることが読み取れる1冊。それにしても「学び」の有意さを子どもに納得させるにはなんとも絶望的な時代ではないか。現状からの脱却のためにも子どもにかぎらず我々大人も「学び」が必要だ。
読了日:3月9日 著者:佐藤学
お見世出し (角川ホラー文庫)お見世出し (角川ホラー文庫)感想
はんなりした言葉で怖いこと言わはりますな……優雅な京ことばで語られるからこそ恐ろしさが際立つ。舞妓修行の世界というまったく未知の世界もミステリアスで興味をそそる。
読了日:3月8日 著者:森山東
異類婚姻譚異類婚姻譚感想
これはホラーですね……というのは冗談だが、我々は虎になってしまった李徴の話を知っている。それが故にこの物語の旦那の末路についても理解は叶うというもの。山に入って变化する。これぞ山月記と婚姻観のハイブリッド。
読了日:3月6日 著者:本谷有希子
死んでいない者死んでいない者感想
複雑怪奇な家系図を淡々と書き連ねることで一族の姿を書き表した作品。それにしてもこの話は誰の視点で描かれたものか。故人が自らの身体を離れて見た家族の姿か。タイトルは「死んで(ここには)いない者」の意ではないのか。そんなことを思いながら読み終えた。
読了日:3月3日 著者:滝口悠生
ナイフ (新潮文庫)ナイフ (新潮文庫)感想
学校とはかくも生きづらい場であるのか。目も当てられないいじめの惨状を描きながら、ときおりユーモラスだったり、ファンタジックだったり、読む者は自然そこに希望を見出してしまう。その対比が余計に問題の深刻さを浮かび上がらせる。
読了日:3月3日 著者:重松清

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