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各種基板のステレオ化

せっかくドラゴンスピリットを入手したので基板のステレオ化に挑戦したよ!

今までステレオ出力していなかったのはいくつか考えなければならないことがあって、それがちょっと面倒だったから。
基板の音声信号は基板上のアンプを通ってスピーカーレベルで出力されている。
この信号をそのまま自宅で使っているアンプに入力すると、自宅アンプの方がダメージを受ける可能性がある。
また、JAMMAからスピーカー出力されている状態でさらにステレオ用にスピーカーを接続すると、受け側が低インピーダンスになって基板アンプがダメージを受ける可能性がある。
音声出力に抵抗とコンデンサを入れて直流成分をカットしつつ信号を弱くすることで対応しようと思っていたのだが、それが面倒で手つかずだったわけだ。

まあ、普通のスピーカーにステレオ出力をそのまま入れればいいんだけど、基板専用にスピーカーを用意しておくのも無駄なので、ハイローコンバータなるものを買ってみた。

もともとカーオーディオ用の機器。車の標準オーディオなどから、さらに大出力のアンプにつなぎたいときに信号レベルを落とすためのものだ。

説明書きによるとアンプ出力90Wまで入力できるので、12Wx2のシステム1基板には余裕で対応できるはず。当たり前ながら電源などいらないので接続も簡単。
ステレオ化する場合、インピーダンスが低くなるのを防ぐためにJAMMAのスピーカー出力との同時出力をしないように考えなければいけない場合もあるんだけど、システム1はヘッドホン端子があるのでここから取るのが一番簡単。

見事ステレオで出力されました!写真じゃ全然わかりませんが!w
しばらく稼働させてみて基板上のアンプも熱くなったりしていないので問題ないみたい。

続いてMVSもヘッドホン出力に接続。基板ごとにステレオ出力の端子が違うのでそれを吸収するインターフェースを作らないと面倒だな。

これも簡単にステレオ化!すばらしいです。

MVSは基板上にスピーカー出力とヘッドホン出力がそれぞれ装備されているが、基板上のスピーカー出力とJAMMAのスピーカー出力は同時出力してはいけないと注意書きがあるので、やっぱりヘッドホンから出力するのが正解。
そんなわけで、今後も色々ステレオ化していくよ!ステレオ出力の基板ってあとは何があるんだっけ……
今回使用したハイローコンバーターALC-01Nという型番の商品。ハイローコンバーターで検索すればいろいろ出てきます。
価格も2000円弱〜5000円程度なので割と無理なく導入できるはず。
とりあえず自己責任でお願いしておきますw