PlayLoud!!

Since1997

トラスティベル 〜ショパンの夢〜

EDがすごいと噂のゲームを買ってしまったぜ!安かったから。

でも何がどうすごいのかは誰も教えてくれないのでこれから自分の目で見に行ってくる!
やらずに批判、(・A・)イクナイ!

まだ序盤なのでネタバレと言うほどのことは書かない。

画面はとにかくきれいで感心した。水彩画のようなアニメ調のような3Dモデルもすごいし、風景も色鮮やかで美しい。

主人公ポルカはちょっとしょんぼりっ娘で少々鬱陶しい(笑)全然好きになれない。

まあ、そんなキャラ設定の好みはどうでもいいのだが、とりあえず作ったやつは日本語の文章を勉強してこいって感じなのかな。
「病の副作用」っておかしいだろwww

「不治の病の副作用(笑)」で魔法が使えることの皮肉さについて語っている場面で、「うまくできているもんだぜ」はおかしいだろ。皮肉を逆説的に表現しているとしても変だろ。

ある病人を心配して嘆息する家族と医者の会話に突如「夢と現実なんて相対的なもの〜」なんて難しい言葉が出てきたり、

会話の語順が微妙にくどかったり、

登場人物の会話が説明でいっぱいいっぱいになって、前後の内容がつながっていなかったり、

そのくせ、文章には変なところに漢字を使っていて読みにくかったり。
とにかく文章を読んでいるだけでがっかり感が強くなってくる。

ストーリー展開で言えば、ポルカのこのひと言であまり必然性のない冒険が始まるのもなんだか疑問。

突然献身に目覚めたりね(笑)

この重要キャラらしい敵なんか、何の脈絡もなく現れてこのセリフ。

勝手に喧嘩をふっかけておいて、勝手なことを言って去っていくし。

既存のRPGらしい道筋をつけるために、ステレオタイプな言動をコラージュのように散りばめたゲームとでも言えばいいのだろうか。
登場人物には人間らしい考えは見いだせないし、話の展開にはなんら必然性は感じられない。
全然物語に入り込めません!
しかも主人公は何の説明もなく、持っていた傘で出会ったモンスターをバッタバッタとなぎ倒すんだぜ!

エンディングがひどいって言うけど、序盤からかなりひどい。
ゲームとして見ても、ダンジョンっぽいマップを歩かされる一本道のシナリオを、大量のムービー(しかもクソ文章)でつないでいるデータの塊としか見えない。
極めつけはゲーム中にいきなり挿入されるショパンの代表曲に関する歴史的エピソード。これ、とめ絵にテキストなんだぜ!

もう何が何やら……
これは最後まで遊べるデキじゃないな。