RAP.EXのレバーとボタン交換〜
これに交換します。
レバーはセイミツ製LS-32(SSベース付き)、ボタンは三和製OBSF-30RG(リードスイッチタイプ)
それでは本体をサクッと開けましょう。
底板は普通の+ドライバーで。
天板は裏側からナットでおさえてあるのでT型ボックスレンチなんかあると便利。
各導線の取り回しには余裕があるものの、テープで抑えてあるので初めて開けるときは注意が必要。
中はこんな感じですね。
ネジやワッシャーはマグネットトレーに置いておくと無くならなくていいよ。
ボタンはファストン端子で接続されているので交換が簡単。
はい、交換終了(笑)
次はレバー。
こっちが標準のレバー。三和製で標準のままでも悪くないよね。
でもセイミツ製に交換する!(笑)
おっと、順番が逆だった。
レバーの導線は半田付けしてあるのでそれをぜんぶニッパで切ってしまうわけだが、切る前にどの線がどの入力かマークしておくといいかも。
ちなみに、レバーを入れる方向とそれによってONになるマイクロスイッチの方向は同じではないのでよく見て判断すること。
一応、スティックにファストン端子を差し込んでみた。サイズはOK。
順番はどうでもいいのだが、先にレバーを取り付けるステー部分にネジを切っておくことにした。
三和製とセイミツ製で、なぜかレバーのベース部分(ネジ止めするところ)が90度回転して取り付けられているので、それに合わせてRAP本体を加工するわけだ。
それにしても、90度回転して取り付けろと言わんばかりのステーはいったい何なんだ(笑)
ネジを切るのは「タップ」という工具。これは刃先しか売っていないので別に「タップ回し」というもののも必要。
さすがにタップは持っていなかったので今回は秋葉原の西川電子部品で購入。ホームセンターでも売ってる。
タップのサイズはM4×0.7、「先タップ」「中タップ」「上げタップ」とか種類があるけど「中タップ」買っておけばOK。
タップ回しは小型サイズの「T型タップホルダー」を購入。
タップでネジを切るコツは、穴の空いている面に対して90度でタップを入れていくこと。最初の2〜3山がきちんと切れると後は楽。
タップを回転させていくとだんだんきつくなってくるので、そうしたらタップを少し逆回転させてねじ切りの金属カスを抜いてやるとまたスムースに切れるようになる。
本当は切削油を差すとやりやすいんだけどね。サラダオイルでも大丈夫。
手前の穴、ねじ切りしてあるのわかるかな?
とりあえずネジをはめてみて馴染ませておく。
取り付けイメージ。しかし、ここで問題が……
セイミツ製スティックのベース部分が、ボタンと微妙に干渉してしまう。
おかげでベースがステーにきっちりくっついてくれない。(写真だとくっついているように見えるが、実はしっかりはまっていない)
少し削らないとダメかな〜?
いや、ボタンを回転させたら切り欠き部分の余裕で何とかなった。これでいいや(笑)
さて端子の加工に戻ることにする。
切った導線は改めて芯線を出してファストン端子に半田付け。
半田付けしたら端子の金属部分をラジオペンチなどで圧着する。
ジョイスティックにファストン端子を差し込んで完成。
上部分の端子は、しいたけボタンのハウジングと干渉するのでファストン端子を曲げるとよい。
ちなみに、初代RAPではコネクタ型のジョイスティックを使っていたので、セイミツ製スティックに交換する場合はLS-32-01(基板タイプ)というのを用意すればコネクタの差し替えだけで対応できたのだが、今回のRAP.EXでは中の回路のせいでスティックのスイッチから片側をGNDに落とすという方法が使えないらしい。面倒だね。
ふたを閉めて完成!青もかっこいいね!(笑)
これを機に、表面の汚らしいビニール皮膜は取りました。きっと傷つくな〜。
まあ、あまりに傷つくようなら天板ステッカーでも貼ろう。
こちらを参考にして。
↓
ところでRAP改造2台目なので、三和製スティック2本とホリ製ボタンが山ほど余ってますwww