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電話機やFAXの進化は止まっているのか?(あるいはなぜこんなに進化が遅いのか)

我が家のFAXは6,7年前に購入した我が家では古参の家電機器である。

同じことを思っている人が何人もいると思うのだが、今の時代に『紙に印刷する専用機械』を搭載したFAXなんて必要なのだろうか?端的に言えば家庭内のLAN上でFAXデータをPCから参照できる機器があれば十分なのではないか?

そう思ってたらそんなFAXがあった。

って、こんなでかいの!?『スキャナとプリンタとFAXの複合機で便利』って、スキャナとプリンタはもうあるからいらないんですけど……しかも液晶画面までついて!それって何が何でも本体のところまで歩いていかないと何も見せないっていう強い意志の表れなのだろうか?

こんなに選択肢のない製品ジャンルってのも今の世の中珍しい……

ついでに言うと、我が家は築○十年(借家なでよくわからない)の古い家なので電話のモジュラージャックが玄関脇にあったりする。だから電話のところまで行って紙をセットしたり、印刷された紙を取り出したりしなければならなくてとっても面倒なのだ。もっと言えばFAX本体にバカのひとつ覚えみたいにアホ面してくっついている受話器もまったくいらない。

そう考えるとFAXなんかFAXデータを受信して蓄積するLAN上のサーバでいいじゃん、って話になってくる。ついでに言えば、親機の受話器なんていらないから子機だけつけて本体はアクセスポイント(?)でいいじゃん。あ、もちろんFAX送信はPC上の画像データをLAN経由で送るんですよ。

うん、これからのFAXは『子機のアクセスポイント』+『FAXデータサーバ』にすれば一番いいんじゃないのかな。どうしてFAXや電話機はそういうシンプルな方向に進まずに大艦巨砲主義に陥るのか。甚だ疑問だ。
で、私の考えた理想的なFAXの想像図。家電メーカーさんは勝手にデザインを使用していいですよ(笑)

ちなみに三洋から『親機に受話器のない電話』は発売されているようだ。