イースオリジン

ユーゴ編もだいぶ進んだので、とりあえずの感想など。
まず、音楽はちょっと特徴無いけど全体的にメタルな感じで好ましい。後期ホワイトスネイクっぽいリフも聴けるよ。
ゲームの方は、ユニカとユーゴでまったく違うアクション性を持たせていることに成功していて、そこがゲームとして素晴らしい。単純に移動速度や攻撃力が違っているというのではなく、もうまったく別の攻撃をしてくれるのでそういう意味ではキャラが2人（3人だね）いることには意義が感じられる。
一方で、どちらの主人公を選んでも同じストーリーを別の話としてパラレルで進めなければいけないのは不満。ユニカが一生懸命敵を殴っている裏で、ユーゴがどんな暗躍（笑）をしていたのかを見せる『2本で1本』なシナリオの方がよかった。
併せてテクストの未熟さはマイナスイメージ。アクションオリエンテッドなのでそんなに深みのある話はできないだろうけど、それにしてもセリフが安っぽすぎる。『ふざけるなっ！』とかどうなのかと。
でも、総合的には満足のいく一本ですね。最近コンシューマで泣きそうなぐらい品質管理のできていない（たぶんしていない）ゲームに連続で当たってしまっていただけにこういうゲームを見ると応援したくなるよ。