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映画バトン

id:ston氏からえらいものが回ってきたので一応書いてみることに(笑)
映画にはあまり造詣が深くないので大した内容にはならないと思うけど。

【Q1】所有している映画の本数
【Q2】最後に買ったDVD
【Q3】最後に見た映画
【Q4】思い入れのある映画5本
【Q5】バトンを渡す人

【Q1】所有している映画の本数
DVDだけざっと数えてたぶん70本ほど。最近は物を増やしたくないので買い控えたり売っちゃったりで減っている(はず)

【Q2】最後に買ったDVD
こういう質問って偶然性が強いから意味があるとは思えないのだが、たぶんクロスロードかサスペリアだな。

【Q3】最後に見た映画
長時間座っていなければならない映画館は嫌いなのであまり行かないのだが……最後に見たのはたぶん韓国サイコサスペンスの『箪笥』かなりヘタれな映画で泣きそうだった記憶が……

箪笥 [DVD]

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家で見たのは『ガメラ2レギオン襲来』平成ガメラシリーズでは一番好きかな。これをプロジェクタで見るとなかなか迫力があってよろしい。
ガメラ2 レギオン襲来 [DVD]

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【Q4】思い入れのある映画5本
5本って難しいよな(笑)
順番は思いついたままなので特に順位付けとかじゃなく。


リュック・ベッソン監督は割と好きなのだが、特に露骨に銃撃戦なんか入れたり、お涙ちょうだいだったりしてわかりやすいこの作品が一番好き。まだ子供だった頃のナタリー・ポートマンジャン・レノの奇異なコンビネーションがこの作品の肝だが、それって日本のアニメ作品なんかでもなじみのあるパターンかもしれない。これは一種の『萌え要素』ってやつですよ。これが広末涼子になると途端にダメなんだよなぁ……(苦笑)ちなみに似たような雰囲気を持つ『ニキータ』もよろしいのだが、まぁナタリー・ポートマン勝ちだな。


未来世紀ブラジル [DVD]

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近未来で管理社会ってテーマは興味深い。テリー・ギリアム監督は似たような骨子で『12モンキーズ』なんかもやっているが、盛大に売れっ子俳優を投入した『12モンキーズ』より『未来世紀ブラジル』の方がより主題がはっきりしていて純粋に楽しめる。コミカルにも見える未来社会の姿は現実の世界が向かいつつある管理社会のヘンテコぶりを示唆しているようで不気味ではある。それを娯楽として見せるところが監督の手腕だよなぁ。

で、これも近未来で管理社会だな。個人が完璧にデータベース上に乗せられた社会で、しかもそれに加えて未来の犯罪を予知して犯罪者になる予定の人間を逮捕してしまうと言うまさにがんじがらめの世界。誰が見ても明らかに不自由な未来が、極度に発達したテクノロジーで極めて美しく作られているところに不気味さを感じる。原作が短編でそれを強引に映画の尺に引き延ばしてしまったので大部分はアクションやヘンテコなテクノロジー描写に費やされているのだが、それが逆に功を奏して娯楽映画として成功している。重いテーマに見えて単純な話(笑)
トム・クルーズは昔嫌いだった俳優(『カクテル』とかw)だが最近は真っ直ぐな演技に好感が持てるよ。


シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]

スタンリー・キューブリックが原作のニュアンスを大幅に変えてしまったということでスティーブン・キングが怒ったという作品。原作は『シャイニング』と呼ばれる超能力を軸にした話なのだが映画ではそれはあまり重要視されていない。身も蓋もない話だ。でもキューブリックらしい印象的な映像と、ヘタをすると冗長とも感じられる長時間の中でゆったりと描かれる雪に閉じこめられた山荘の薄気味悪さは秀逸。白を基調としたホテルの明るい意匠がなぜか空々しく、悪意に満ちたものに見えてくるのはこの映画の楽しみどころのひとつかと。ジャック・ニコルソンの異常な演技もいい!


アマデウス ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]

アマデウス ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]

モーツァルトの生涯をドラマティックに、面白おかしく描いた作品。モーツァルトの性格はあまりに破綻しすぎているだろうという突っ込みはさておき、現代では芸術作品とされている数々の名曲が決して順風満帆とは言えないモーツァルトの境遇の中で次々と生み出されていく様は見る者をストーリーに引き込む魅力に満ちている。『そりゃ嘘だろ』というシーン続出だけど、そんな無粋なことは言いっこなしで楽しめる。


【Q5】バトンを渡す人
ちょっと待ってください(笑)