ARCH ENEMYでお馴染みのクリストファー・アモットの別プロジェクト、3枚目となるアルバム。
ARCH ENEMYと言えば
デスメタル/ブルータル系の轟音サウンドと咽び泣くような劇的メロディが印象的だが、ARMAGEDONでは1stアルバムこそ似たような路線ながら2nd、そしてこの3rdとアルバムリリースを重ねるに連れ、奔放に様々なハードロックのスタイルを実践するようになってきた。ギターサウンドこそ
デスメタルの流れを汲んだ中音域カットの焼け付く
ディストーションサウンドだが、各楽曲はストレートなハードロックからメ
ロディアスな
LAメタル系、センチメンタルなバラードと驚くほどオーソドックスでバリエーション豊かなスタイル。しかもアルバムタイトル通り3人のシンプルなバンド構成でロックファンならこの潔さに痺れてしまう。ドラマティックな"Burn The Sun"はちょっと"Hotel California"のソロに似たメロディ。(笑)
Christopher Amott(g,vo)
Tobias Gustafsson(b)
Daniel Erlandsson(dr)